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ANIMATION
エフェクトで作る破片では手元に残った割りばしの形がしっくりこなかったためすべてモデリングし、手付で動かしています。
飛んできた女の子が天井に着地して走り出すシーン。男性のリアクションも少しオーバーに。
割りばしが折れるシーン。絵コンテの松田とはアクションの好みが近く、かっこよく見せたいだけの無駄な回転や突然のドアップなどが非常に多くなっています。フレームインのさせ方やアクション中のカメラの演出を飽きさせないために工夫することは大変勉強になりました。
カメラのピントが目から割りばしに移動していきながらスローモーションで破片を目で追うカット。もっと大げさにボカシてもよかったかもしれませんが、目の前を通り過ぎている演出にしたかったためやや控えめにしています。
制作時間の都合上カットしたアクションもありますが、追加したものも所々あります。そのひとつがここで、頭を上にして飛んできた女の子が天井に着地する直前、フワッと足から着地できるよう回転しています。ほんの0.4秒程度ですがこれがあることでアクションの中にメリハリが生まれたように思います。
上記カットのスローバージョンです。
上記カットのスローバージョンです。
EFFECTS
大将がお寿司を生み出すときの煙のエフェクト。爆発として始まり、渦を巻く煙が形を崩しながら消えます。
時折使っている衝突のエフェクト。煙、破片、円形の衝撃波の3種類を織り交ぜています。
最後のシーンの爆発のエフェクト。煙のひと塊ごとに表面が揺れるモディファイアを設定し、拡縮と移動のアニメーションは手で付けています。遠くで爆発しているのでカメラは若干遅れて揺れるようになっています。
ワサビマグロ寿司によってレーンが砕けるシーンの粉砕するレーンとその衝撃波。
ひびの入り方が自動のものでは気に入らず、分割は手で行い、吹き飛ばす演出にはフォースを使いました。
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