top of page

BACKGROUND

マキ ネネコ(来客・後輩)

お寿司をほおばる場面が多いため表情のパターンにほほの動きが多いです。ほほが膨らんだままモグモグ動かせるようにするのに少し苦労しました。お箸を正しく持たせる、正しく動かせる、といところにもかなりこだわりました。

ナンバ ジョウジ(来客・先輩)

視聴者の目線で驚き慌てることが役割だったので、イヤらしい顔も驚いた顔もややオーバーな動きになるようにしました。ニヤッとしたときのえくぼをかなり上に作ることでヤらしさを強調しています。

達磨をモチーフとした彼は、筆で描いたような眉毛とひげが特徴的で厳ついけれど愛嬌のあるデザインを目指しました。耳のつくりや顔の筋肉の動き方を特に意識してモデリングしています。

ダルマ テッカン(寿司屋の大将)

CHARACTER MODELING

かなり身近な人物との共同制作だったので、詳細なデザインはその場で画面を囲み話し合いながら進めていきました。結果として初期のラフスケッチよりも少し丸みを帯びたデザインになったり、手足が長くなったりと、このキャラクターがどういう演技をするのかを考えながらモデリングしていくことになりました。左から順に「初期スケッチ」「完成モデル(現実)」「完成モデル(スシ空間)」3頭身くらいのキャラクターで作ろうかという案もありましたが、アクションをより際立たせるためには細長い手足が適しているだろうということで現在の頭身となりました。

リアリティのある影を演出する技術の習得のため、現実の寿司屋の内装は一番最後にモデリングしました。レンダリングにかかる時間と、設置できるライトの数を考慮しながら作業を進めなければならず、制作時間の管理にも苦労しました。

カウンターの高さや椅子の寸法、湯呑の大きさや醤油さしの形など調べられるものはできる限り実物を参考にしており、お寿司のレーンの寸法や回る速さにまでデータがあるのは調べてみて面白かったです。高級感もある回転寿司屋にしたかったためレーン周囲のデザインは金属を使わずすべて木材にするなどオリジナルの要素もありますが、あくまで現実の風景であるように徹底しました。

中盤の戦闘シーン用の背景。回転寿司のレーンが張りめぐらされ、巨大な俎板に漢字が書かれたものが周囲を旋回しています。海外を意識した作品でもあるので「漢字」なかでも「魚編の付く漢字」を使おうということになりました。実際の寿司ネタにはないような「鯱(シャチ)」なども混ざってたりします。

広い空間であることを意識してもらうために俎板の外側には雲が旋回しています。キャラと同じくここでは背景もセルアニメ調の影です。

スシ空間がお茶で満たされた後の世界。広大なお茶の海を割ってイクラの軍艦巻きがやってくるというネタですが日本語がわからないと通じないのが難点です。現実に帰る直前ということでアニメ調とリアル調の境目くらいにしてあります。

NAKAZATO
  • Twitter Square
KEISUKE

ナカザトケースケ

生年月日 :1995.07.05

使用ソフト:3dsMax | AfterEffects

      Photoshop | illustrator

      Unity | PremierePro etc.

所属   :成安造形大学

​      アニメーションCGコース

メッセージを受信しました

bottom of page